看護師は患者さんのちょっとした変化も見逃さず、その都度適切な処置を行うなど、常に張り詰めた空気の中で仕事をしています。
ただ、患者さんの変化は見逃さないのですが、自身の健康となると後回しにしがちです。ちょっと体調がおかしいなと感じていても、まだ大丈夫だろうとか、そのうち治るだろうと放置している看護師は多いでしょう。
体や心が不調となってしまう看護師は多く、長期休暇を取っている人もいるようです。このようなことを防ぐためにも、セルフケアが大切です。

看護師は、自律神経が乱れやすいと言われています。夜勤などの交代勤務があるため、生活リズムが昼夜逆転になるためです。
自律神経は、交感神経(日中活動モード)と副交感神経(夜休息モード)がバランスを取って機能しています。夜勤で本来休んでいる時間に働くと無理矢理活動モードにしてしまうためどうしても自律神経のバランスが崩れ、様々な不調をもたらします。

また、ストレスでも自律神経は乱れます。常に緊張感のある職場は心身共にストレスがかかるため、自律神経のセルフケアが必要と言われています。

自律神経を整える方法は複数存在してます。
入浴やストレッチ、ヨガやピラティスなどがおすすめです。また、太陽の光を浴びるのも良いです。日勤や休みの日に朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。
夜勤明けはジャンクフードや甘い物が食べたくなるものですが、食べるなら生姜焼き定食やレバニラ炒め定食にすると栄養バランスが良いのでおすすめです。

過酷な仕事である看護師こそセルフケアをしっかりと行い、体調に気を配りましょう。