看護師の仕事は非常に過酷で、以前は3K(きつい、汚い、危険)と言われていました。大変な仕事で体調を崩してしまう看護師も少なくありません。長期休暇を取得した看護師の内、約36%がメンタルヘルスの不調だと言われています。
メンタルが不調で長期休暇を取る看護師が出れば、その職場では他の看護師に負担がかかり、さらにストレスとなる可能性が高まります。看護師のメンタルヘルスを守るにはセルフケアが大切で、日頃から心がけておく必要があります。

メンタルヘルスを守るセルフケアとは、まずは身近の家族や同僚、友人に悩みを相談することです。一人で何もかも抱え込むことは良くありません。話を聞いてもらうだけでもかなり楽になるはずです。

そして、「3つのR」でストレスを対処しましょう。
3つのRとは、「レスト(Rest)」、「レクリエーション(Recreation)」、「リラックス(Relax)」です。レストは休息、睡眠、レクリエーションは趣味や娯楽、そしてリラックスはストレッチやアロマセラピーといったリラクゼーションのことです。
仕事と休みのメリハリをつけ、休む時はしっかり休むようにしましょう。健康的な生活を意識することも大事です。

最近では、病院でも看護師のメンタルヘルスを維持するための取り組みが行われています。看護師個人が自分のメンタルヘルスを守るためにセルフケアを行うことが推奨されているのです。

看護師として長く働き続けるには、セルフケアで自分自身の健康を守ることが大切です。特に看護師は過酷な仕事なので、セルフケアは非常に重要です。